悩みから生まれるもの

リコリスの二番目の品種が花を開きました。“楊貴妃”の名が付けられていたように思うのですが、度重なる引っ越し(松山→町田→西条→工事のための転居)でラベル紛失。5~6種類あったはずなのですが??話がそれました。「西条栄光教会・幼稚園の3つの建物は“浦辺苦悩の時代の作品”」と言った方がありました。近代モダニズムと民芸・・・戦後の物質の乏しい時代に、この建物群の設計を通して何を表現し、どんな“建築家としての自分”を探そうとしたのでしょう?ただ言えることは、「この建物を作った後、浦辺鎮太郎はグンと有名になった」(某カメラマン)のです。浦辺鎮太郎はここ西条で“自分を探し出した”ことは確かだと思うのです。「人は(子どもたちも)悩んで大きくなる」のです。

次の記事

群れて咲く