遊ぶカラスは・・・
「遊びは実生活には無駄な行動です。」時間もエネルギーも費やしますし、危険さえ伴うことがあります。「一方で、遊びは未知の行動を試す行為で、好奇心の発露とも言えます。」-これはカラスのはなし(『トリノトリビアー鳥類学者がこっそり教える言野鳥の秘密』川上和人著)です。好奇心が強くよく“遊ぶカラス”は、鳥の中でも知能が発達しており、環境が激変しても、いろいろなことを試して生き延びる道を見い出してきたと言われます。遊ぶ姿は「来るべき変化の時代を生き抜く勇者の姿かもしれません。」ーまさにこれは、「遊びの大切さ、考え試し感じて育つ」ことではありませんか!“激変する時代”を嫌がおうにも感じさせられる今、そのことを強く思うのです。