西条栄光幼稚園の歴史

当園は、1953(昭和28)年、日本キリスト教団 西条栄光教会によって設立されました。敗戦後の日本の社会の荒廃の中で、キリスト教信仰による生きる喜びと希望を伝える使命により、教会が設立され、同時に、幼い子どもたちの教育の使命も強く示されて、幼児教育事業を開始しました。
 1976(昭和51)年、学校法人西条栄光協会の設立が認可され、西条栄光幼稚園は学校法人によって運営される幼稚園になりました。
 2020(令和2)年、幼保連携型認定こども園 西条栄光幼稚園として新しい歴史をスタートしました。
様々な時代のニーズにあわせ保育の幅が広がりましたが、最初のキリスト教信仰による教育理念は大切に受け継がれています。

ごあいさつ

理事長・園長 古谷 健司

理事長・園長 古谷 健司

西条栄光幼稚園は創立以来68年間、キリスト教保育を行ってきました。とは言っても、特別に教理を教えるようなことはしていません。
「神を愛し 隣人を自分のように愛しなさい」(新約聖書『ルカによる福音書』12章)というイエス様の教えを土台にして、今の時代に必要とされている“自分で考える保育”をめざしています。
いっしょに遊び、自然に触れ、いろいろな体験をし、お祈りをし、神様がひとりひとりの子どもたちに与えて下さっている“賜物(たまもの)=個性=可能性”を育むことが出来ればと願いながら保育を進めています。
「栄光教会の子どもたちは、みなとても優しいですね」と、いつもご指導いただいている吉村真理子先生(元東雲短期大学教授・現在も各地で講演や指導をされています)も言ってくださいます。
ケンカやトラブルがないということではなく、それを一緒に越える力を持っているということだと思います。今の時代に失われ始めている大切なものが、そこにあるのかもしれません。
“保育”は、保護者の皆様のご理解とご協力なしにはありえません。西条栄光幼稚園が“子どもも大人も一緒に育つ場所”になれるようにこれからも努めていきたいと思っています。


教育方針

0〜5歳児(就学前までの幼児)の保育をします。キリスト教(プロテスタント)の信仰に基づいた教育をします。ここで、子どもたちが愛され、育てられ、人として生きる喜びや力を身につけることを目指します。

  1. 聖書と日本国憲法・教育基本法に基づき、明るく健康で思いやりのある、また生活力のある子どもを育てることを目指します。
  2. 幼保連携型認定こども園教育・保育要領に従い、健康・人間関係・環境・言葉・表現の領域にわたる健全な成長をはかります
  3. 少数の子どもに行き届いた配慮をする教育を特徴としています。あらゆる面で個性を大切にしながら、自主性と創造力の豊かな人間として育つことを願っています。
  4. 子どもが暮らしやすい生活をご家庭と話し合いながら、子どもが心も体も健全に育つよう目指します。
  5. 沢山の絵本と出会い、豊かな人間性を身につけるよう願っています。
  6. いろいろな障がいを持った子どもたちも、一緒に園生活を楽しみます。